カーネーションはそれぞれ太陽と六美の花ですね。カーネーション=母の日。だから今年は母の日に合わせてすこし早めに投稿します。去年は以下記事参照。
けっきょく突き詰めると私がこの作品を応援しようとした決め手は夜桜夫妻一本釣りなんですよ。この二人の関係性が好き。なんて純粋無垢なのだろう。
世間一般のいうところの愛と私の考える愛が乖離しすぎて違和感を感じていた時にそんな私と波動が一致したのがこの二人。どうしても応援したくなる。この二人のその先がどうしても見たいと思って約１０年ぶりにジャンプに復帰したものです。
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この世には愛という美辞麗句を纏った何かであふれている。愛は金で買えないというが、世間一般のいうところの「愛」は買える。「愛」は肉体という通貨で媒介されている。
繁華街の裏道で春を売ってる女の子たちは「愛」しているホストをNo.1にしたいらしい。デビューと引き換えにお気に入りの美少年を「愛して」心に強烈な後遺症を与える。「愛する」キャラクターのいやらしい絵を描いて承認欲求を満たす。
愛なんてそんなものなのだろうか？
…そんな社会だからこそ、プラトニックな愛のほうが稀少価値が高い、と私は感じる。人はパンのみにて生くるにあらず、というがそれと同様に人は生殖のみに生きるわけでもないとも思う。
相手の魂を思いやる愛こそ尊い愛だと思う。でも人に与えるためにはまず自分の器が満たされてないといけない。自分を満たした上で、相手を満たす。この夜桜夫妻は互いから搾取し合うのではなく、与えられて与え合うが成立されているから尊いと私は思います。
二人ともある程度自己肯定という器が満ちているから与え合う愛が成立します。それってとってもとっても難しい。自分を自分で満たしてあげる努力が一番難しい。愛する者を大切にするにはまず自力で自分を満たさないといけない。この概念は実は上級者向けなので実現がけっこう難しい。
太陽はちょっと危なかった。六美には狂気にも似た愛を持っていた。狂気は依存であり執着。太陽は愛が不足しているから六美に不足分をもらっていた部分はちょっとだけあった。でも今は夜桜の男として努力してきた自分に対して自負、というか自己肯定感あるから大丈夫なんじゃないかな。
これからも二人を応援するよ👊😄📢
