（注：Ｒ国がＵ国に軍事侵攻直後にこの記事を書いております。時事に強い影響を受けております。）
『破滅への道は善意で敷き詰められている』
■はじめに
しんぞ～！お誕生日おめでとう🎉
辛三といえばやさしいところが素敵ですね💚皆さんにとって『やさしさ』ってなんでしょう？仲良しクラブに入ること？私みたいに一見過激な発言する人間を叩いてスッキリすること？大手に媚びること？『武器を置く』こと？…違う。
いざってときに大切な存在を守るための力を持つことではないでしょうか？
今回はそういう観点から辛三について語ります。
■『怖そうにみえる優男』なのか『優しそうに見えて怖い男』なのか
辛三の魅力の一つは一番暴力的な能力を持ちながら温和な性格をしているそのギャップだと思う方も多いだろう。しかし私はこの一見相反するイメージは結果的には矛盾しないと考えている。
そういや辛三、前に太陽が赤さんになっちゃったとき、海賊船急いで沈めて帰ってきたって発言してたけど、それってつまり海賊殺したってことじゃない。
やさしいの？怖いの？どっちが真実なの？と悩ましく思える。でも心がやさしいから､やさしい世界を守るためにそれを侵す敵に対して容赦はしないんですよ。この姿勢はまさに安全保障の理屈を体現したような男で、防大受験経験者の私はだから彼のことが好きなんだろうなぁと思った（防大は受かりましたよ。）
■時事と絡めながら
『兵器が無くなれば世界は平和になる』『自衛隊はいらない』『困ったら飴国が助けてくれる』『話し合いで世界は平和になる』
よくこういう『やさしい』言葉がもてはやされる。私がそれを疑問視すると嫌われてきた。でも実際どう？今起きている現実見てもまだ同じことが言える？
軍を中東から撤退させた途端、過激派が都市を支配した。仲良しクラブの国連は守ってくれた？U国は世界第三位の核保有国だったのに核を放棄した瞬間侵略されたね。プッチンは話し合いで解決できる人に見える？Ｒ国が侵略した瞬間北がミサイル打った。Ｔ近くでＣ国船の動きが活発になってきた。
■うわべのやさしさに騙されるな
うわべの戯言に酔いたい気持ちは分かるけど、現実でも酔ってたら大切な人を失うよ。口ではなんとでも言えるけど、口では何もできない。失ったら取り戻せないよ？理不尽だって誰もが分かっているけれど、大切なものを奪われないためには相手と対抗できる『実力』が必要であるという事実を飲み込むことも考えなくてはいけない。『優しさ』と『易しさ』は違うから。
結局きれいごとだけ言う人っていうのは無責任だ。自分をよく見せたい・人望集めたいからメッキを塗る。（それに騙されるほうも十分同罪だが）いざとなれば逃げる。自分の発言に対して責任を持たない人間のいうことなんか、私はもう二度と聞かない。そういう人は自分に批判が集まると平気で「トカゲのしっぽ切り」をやってしまうもの。
■守りたいなら『抑止力』を持つべきと気づいたから辛三は
人一倍臆病で、人一倍優しいから平和を真剣に考えた。だからうわべのやさしさより実力を備えなければならないという濁った事実に到達した。
反撃能力を示せば相手は攻めてこない。攻撃されないなら『平和』とみなそう。これが大人の考える『抑止力』という言葉の意味で、これに気づいた辛三は大人なのです。大人のやさしさなのです。
だから辛三は誰よりも武器に拘るようになって『破壊』という開花能力に目覚めたのではないでしょうか？自分の弱さへの自覚と大切な存在を守りたいという強い気持ちが彼をそうさせたのなら、それはやさしさといってもよいのではないでしょうか。
■結論
理不尽な暴力から大切な誰かを守るために､矛盾してると分かりながらも自分も同じ暴力を身に着ける。
自分の手を汚してもなお誰かを守りたい、誰かは無垢でいてほしいという自己犠牲的精神を持つ人は、自分の手を汚さず安全な場所からきれいごとしか言わない人よりずっと真摯なやさしさを感じます。
やっぱり辛三はやさしい男なのです。
※『うわべの優しさより剣を見せよ』はALI PROJECT『亂世エロイカ』の歌詞から拝借しました。
以上、長くてすいません😣💦⤵️
